マリヤンワンタン ラチャナ
(呼んでほしい名前:ラチャナ)
インド カルナタカ州・ベンガルール市

ナマスカラム(నమస్కారం)、
皆さん、はじめまして!
マリヤンワンタン・ガンガーダラセティー・ラチャナと申します。名前が長いですね(笑)、ラチャナと呼んでいただけると嬉しいです。
私はインドのシリコンバレーとも呼ばれる「ベンガルール市」の出身です。ベンガルール市はカルナタカ州の州都であり、インドのスタートアップの中心地です。南インドの中でも気候が快適で、住みやすい街として知られています。
ベンガルール市はマイソール高原の中心部に位置しており、より広大なデカン高原の一部でもあります。平均標高は920メートルで、南インド半島の東海岸と西海岸のほぼ中間に位置しています。
子どもの頃から、日本の電化製品を持っていることがちょっとした自慢でした。ヤシカのカメラ、ソニーのウォークマン、ソニーテレビなど…。それに、家族みんなでヒンディー語吹き替えの「おしん」を見て、日本に興味を持つようになりました。
もしかしたら、日本に住む“ご縁”があったのかもしれません。20年前、お見合い結婚をきっかけに名古屋市に住むことになりました。
専門はコンピューターですが、当時は語学スクールのベルリッツでインド英語を教えたり、名古屋国際センターでボランティアをしたりしていました。日本語の勉強は「サバイバル日本語クラス」から始めました。日本での毎日の生活に少しずつ慣れながら、週に一度日本語の授業を受け、実際の生活の中で言葉を覚えていきました。
8年前にインドへ帰国しましたが、日本人の優しさに憧れていたため、再び日本での生活を楽しめることをとても嬉しく思っています。このたび、今年8月から国際交流員として富山県で勤務することになりました。
富山県とアンドラプラデシュ州の魅力や素晴らしさを互いに伝え合いながら、通訳・翻訳を通じて日印関係のさらなる発展に貢献できるよう努めてまいります。また、富山の豊かな自然や文化、そして温かい人々との交流を通して、私自身も多くのことを学びたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。