中国上海CIRからの離任挨拶

初めて訪れた立山、忘れられない思い出

こんにちは。中国国際交流員の馮暁瑜です。

このたび、一年間務めさせていただいた国際交流員の任期を終え、富山を離れることとなりました。

昨年、上海から富山へ着任したばかりの頃、立山連峰の雄大な景色に心を打たれたことを、今でも鮮明に覚えています。実際に立山を訪れた夏の日、山の上の涼しく澄んだ空気に包まれながら眺めた風景は、今でも忘れることのできない大切な思い出です。また、高岡を訪れた際に目にした雨晴海岸の景色も、強く印象に残っています。海越しに望む山並みの美しさは、まさに富山ならではの風景だと感じました。自然の豊かさと穏やかな時間の流れに触れ、富山の魅力を改めて実感いたしました。

この一年間は、翻訳・通訳業務を中心に、言葉を通して双方をつなぐ役割を担わせていただきました。微力ではありますが、少しでもお力になれたのであれば大変うれしく思っております。また、中級中国語講座を年間30回、中国語Chatを10回担当いたしました。受講者の皆さまが継続して学び、少しずつ自信を持って中国語を話される姿を見るたびに、交流を積み重ねることの大切さを実感いたしました。

そのほか、学校での講座や通訳対応、文化紹介イベントへの参加など、多くの貴重な経験をさせていただきました。さらに、製薬関連工場を見学する機会もあり、富山が「くすりのまち」として長い歴史と高い技術を有していることを実感いたしました。実際に産業の現場を訪れることで、地域の強みや誇りをより深く理解することができました。

この一年間、多くの場所を訪れ、多くの方と出会い、たくさんの優しさに支えられてまいりました。富山で過ごした日々は、私にとってかけがえのない宝物です。上海へ戻ってからも、このご縁を大切にしていきたいと思っております。これまで温かく支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。