南砺市でEnglishチャットROOM 開催中!

こんにちは! 南砺市国際交流員 グラントです。

南砺市友好交流協会では「EnglishチャットROOM」を定期的に開催しています。

英語を勉強されている方や興味のある方に、ネイティブと英語で会話できる場を提供しています。

参加者の目標や英語レベルは様々で、毎回違うテーマで交流を楽しんでいます。

授業というよりは、英語を楽しむ場なので、お気軽に参加していただけます。

今シーズンの開催予定を貼っておきますので、興味のある方はチェックしてください!

とやま国際センターでインドを紹介するナマステ・インディア「Namaste India」

皆さん、こんにちは!

今年の8月にインドから来たラチャナです。

私は国際交流員として、毎月「Namaste India(ナマステ・インディア)」というイベントをTICで行っています。このイベントでは、日本の皆さんにインドの文化について紹介しています。

このイベントは英語で行われますが、内容はやさしく、楽しく学べるように工夫しています。最後には、日本人の参加者が英語で感想を話す時間もあります。英語の練習にもなり、とても楽しい交流の場になっています。

 

 

これまでに、私は「アーユルヴェーダについて」をテーマに2回のセッションを行いました。アーユルヴェーダとは、インドの伝統的な医学で、自然や体のバランスを大切にする健康法です。参加者の皆さんはとても興味を持って聞いてくれました。

今後予定のテーマは、

  • ヨーガのふるさと・インド
  • ビンディとは何か、そしてその歴史とは

を予定しています。どちらもインドについて楽しく学べるテーマです。

「Namaste India」には、インドに興味がある日本人の方が多く参加してくれています。一緒に文化を学んで、お互いを知ることができる、たのしい時間です。

ぜひ、一緒に楽しみましょう!

世界の料理教室・ブラジル編

 8月末、国際ひろばにて開催された「世界の料理教室」において、ブラジルの文化と料理をテーマに講座を担当いたしました。 今回、ブラジル料理の代表としてご紹介したのは「タピオカ    クレープ」と「トロピカルフルーツジュース」です。

イベントの準備は数か月前から、レシピの作成、材料の手配、文化紹介用スライドの制作などをチームで進めてまいりました。
 その成果もあり、当日は和やかで活気のある雰囲気の中、18名の参加者にご参加いただきました。学生や社会人、高齢の方などの幅広い世代に加え、小さなお子さまを連れたご家族にも楽しんでいただけました。

 会場ではBGMにボサノヴァを流し、南国らしいリラックスした雰囲気を演出しました。
 文化紹介の時間には、ブラジルの歴史や地理を簡潔にご説明し、多様な文化が料理にどのように反映されているかをお伝えしました。さらに、トロピカルフルーツの特徴や栄養価について解説するとともに、サンパウロで開催される青空市場(フェイラ)の様子も紹介し、現地の日常を感じていただきました。

また、タピオカがキャッサバ(芋の一種)から作られ、栄養価が高く健康的であること、さらに先住民の時代からアマゾンの食文化に根付いていたこともご紹介しました。これは、ポルトガルによる植民地化以前から受け継がれてきた食の伝統です。 続いてアマゾン地域についてご紹介しました。特に、現地の人々や先住民族が自然や動物と共生してきた姿を取り上げました。
 アマゾンは豊かな生態系を有し「地球の肺」と呼ばれる地域です。なお、本年11月にはブラジル・ベレン市にて、気候変動に関する国際会議「COP30」が開催される予定であり、環境・経済・地球の未来をめぐる重要な議論の場となります。 今回の機会を通して、自然と共に生きる姿勢や環境保護の重要性についても感じ取っていただければ幸いです。特に、未来を担う若い世代にとって、先住民族の知恵から学べることは多いのではないかと考えております。

最後に、大人から子どもまで楽しめるクイズで講座を締めくくりました。
 調理実習では、参加者の皆さまが大変器用に取り組まれ、私よりも上手に仕上げる方もいらっしゃいました。今回作ったタピオカクレープは3種類で、①チキンクリーム、②ブラジル産フレッシュチーズとトマト、③ココナッツミルクの甘いクレープをご用意しました。
 また、ジュースはアサイー、マラクジャ(パッションフルーツ)、そしてアマゾン特産のクプアスーの3種類を味わっていただきました。

イベント後には参加者の皆さまから「歴史や文化について知れた」、「知らない国ことや、初体験が多かったので良かった」、「色々な世代の人達と楽しくスムーズに進めることができて、楽しく充実した時間になった」などの温かいご感想をいただき、大きな励みとなりました。国際交流員として、文化や料理を通して楽しんでいただくと同時に、地域の皆さんにブラジルという国をもっと知ってもらいたいと思いました。

中国医薬企業管理協会、富山の製薬会社を訪問

皆さん、こんにちは。中国国際交流員の馮暁瑜です。

7月上旬、県庁の関係部署とともに中国医薬企業管理協会の皆さんをお迎えし、県の製薬会社の株式会社MAEと株式会社池田模範堂の工場見学に同行させていただきました。本来は通訳として同行しましたが、訪問団の中には以前富山を訪れたことのある医薬品分野に精通した通訳の方がいらっしゃったため、実際に通訳として活躍する機会はあまりありませんでした。その分、一歩引いた立場から落ち着いて見学全体の流れを把握することができ、富山の医薬品産業の魅力を実際に体感し、日中間の理解と交流を深める非常に貴重な機会となりました。

株式会社MAEでは、包装機械や検査装置などを含む医薬品製造の自動化技術の現場を見学しました。設計から製造、組立、検査に至るまでの一貫した体制や、精密機械による高い品質管理体制に参加者の皆様も深く感心されていました。工場内の細やかな配慮や、安全性への徹底した姿勢は、ものづくりの現場ならではの緊張感と誇りを感じました。

株式会社MAEの工場外観(公式サイト掲載写真)。工場内は撮影不可のため、外観写真のみの掲載となります。

株式会社MAE公式サイトのリンク:https://mae-toyama.co.jp

株式会社池田模範堂では、皮膚用外用薬を中心とした製品の開発・製造現場を見学しました。「安心・安全・信頼」をスローガンとし、製品一つひとつに誠実な思いが込められていることが伝わってきました。工場で働く皆様が自社の製品に誇りを持ち、努力を積み重ねながら品質を守り続けている姿に感銘を受けました。

株式会社池田模範堂の工場外観(公式サイト掲載写真)。工場内は撮影不可のため、外観写真のみの掲載となります。

株式会社池田模範堂公式サイトのリンク:​https://www.ikedamohando.co.jp

今回の訪問を通して、富山が「くすりの富山」として長年にわたり築き上げてきた技術と信頼を、現場の空気とともに実感することができました。何より印象的だったのは、両国の参加者が互いの立場や考えを尊重しながら、真剣に意見を交わしていた姿です。言葉や制度の違いはあっても、「より良い医薬品を社会に届けたい」という共通の思いが、国境を越えて通じ合っていることを実感しました。日中両国は、ともに高齢化や医療課題に直面しており、今後ますます連携の必要性が高まると考えられます。今回の工場見学が、相互理解と信頼関係の土台となり、将来的な技術交流やビジネス協力、さらには両国の友好と共に発展する医薬品産業の架け橋となることを心より願っています。

11月の感謝祭イベント:去年の報告と今年の開催案内!

こんにちは! 黒部市の国際交流員のルーカスです!

黒部市国際文化センターコラーレからは、11月に開催する「アメリカの感謝祭」という交流事業を紹介したいです。

アメリカの感謝祭(Thanksgiving)とはとても大事な祝日であり、人々は家族や友達と集い、日々与えられる多くの恵みに感謝する祝いです。もともと秋の収穫に感謝するものということで、もちろん、伝統的なメニューが決まっています!ローストターキー(七面鳥の丸焼き)、ターキーの詰物、グレービーソース、クランベリーソース、マッシュポテト、コーン、パンプキン(かぼちゃ)パイなどを出して大きな食事会を用意します。

このサンクスギビングの味を地元の皆様に少しでも味ってもらうため、今年も黒部市国際文化センターコラーレで「アメリカ風サンクスギビングパーティー」を行う予定です。去年と同じように七面鳥の丸焼きなどの伝統的なアメリカン料理を提供する予定で、食べながら色んな人と語り合える素晴らしい機会です。

今年11月15日(土)の18時ごろを予定していますが、詳細は今後コラーレの公式ページをご確認をください。今回は定員30名までになりますので、事前申し込みも大歓迎!
詳細は:https://www.colare.jp/utage/10403/

JETプログラム富山オリエンテーションで立山に行ってきました

こんにちは!富山県韓国国際交流員のヒョンジョンです。

 8月22日、JETプログラム新規招致者のオリエンテーションで、立山に行ってきました。私にとっては初めての立山でしたので、とても楽しみにしていました。

この度は本格的に山を登るのではなく、みくりが池を一周する散策コースを歩きました。散策路が思ったより長く、険しいところもあって少し大変だったのですが、足を運ぶたびに目の前に広がる新しい景色がとても素敵でした。一緒に行った県庁の方々とおしゃべりしながら歩くと、より楽しく感じました。山の上から見渡す青い空と雲、そしてその下にあるエメラルド色の池と雄大な山脈は圧倒されるような絶景でした。絵の中に入り込んだような気がして、「日本のアルプス」というあだ名にもうなずきました。

また印象的だったのはカレーです。山上のレストランで食べるカレーは普通のメニューかもしれませんが、空腹の状態で散策した後に食べたカレーはより特別な味がしました。

短い日程でしたが、立山の美しい自然をたっぷり体験することができた一日になりました。この度は夏の風景を楽しんできましたが、チャンスがあれば次回は春の名物である「雪の大谷」をぜひ観に行きたいと思います。

この先もまた、富山で素敵な経験をたくさんしていきたいと思います。

ベトナム、アメリカ、インドから新しく3名の国際交流員が着任しました。

8月に富山県に新しく3名の国際交流員が着任しました。

  • コンヴォン (男性、ベトナム)
  • リン ジークン(男性、アメリカ)*高岡市CIR
  • マリヤンワンタン ラチャナ (女性、インド)

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。ブログメニュー「CIRについて」から紹介文にアクセスできます。

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。 リンク:  メニュー「CIRについて」 → 「紹介文」

県庁の国際交流員は富山県公式ホームページにも紹介されております。詳しくは以下のリンクからアクセスできます。

富山県多文化共生推進室(外部ページ): www.pref.toyama.jp → くらし・健康・教育 」 → 「共生・ボランティア・国際・人権」 → 「国際交流」 → 「県国際交流員 (CIR)」 → 「県国際交流員の紹介

「美味しい中国:東北の味と食文化」の料理教室を開催しました

皆さん、こんにちは!中国国際交流員の許琳琳です。

8月1日、 サンフォルテにて中国・東北地方の家庭料理を紹介する料理教室を開催しました。

最初に、中国の「美味しい中国:東北の味と食文化」というテーマで、中国の食文化について簡単な紹介を行いました。南北で異なる食材や味付け、家庭での食事スタイルなど、普段なかなか触れることのない内容に、皆さん真剣な表情で聞いてくださいました。

その後はいよいよ実習スタート!今回作ったのは:

飯包(ファンバオ):ご飯とおかずをラップで包む、東北地方の家庭風弁当

緑豆スムージー:暑い日にぴったりの、優しい甘さのひんやりドリンク

調理中、特に印象に残ったのは小学生のお子さんたちの活躍です。小さな手で包丁を使い、フライパンで炒め物をする姿に思わずびっくり!まるでプロのような手つきで、大人顔負けの腕前でした。子どもたちの真剣な表情と、楽しそうな笑顔がとても印象的でした。

最後は、みんなで作った料理を試食する時間。

正直なところ、初めて食べる中国の家庭料理に「口に合わなかったらどうしよう」と少し不安もありました。ですが、そんな心配はまったくの杞憂でした!

みんな笑顔で料理を味わいながら、「おいしいね!」と会話も弾み、和気藹々とした雰囲気に包まれた試食タイムとなりました。文化や言葉が違っても、一緒に食卓を囲むことの暖かさを改めて感じさせられる、感動的なひとときでした。こうして、料理教室は笑顔とおいしさに包まれた温かい雰囲気の中で無事終了しました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

インドCIRからの離任挨拶

皆さん、こんにちは!インド国際交流員のシリです。

インド国際交流員として3年勤め、この度、退任することになりました。

富山でのこの3年間は、私にとって大きな転機となり、新しい経験と学びに満ちた時間でした。国際交流員として毎日が違った経験で、振り返ってみると、関われた活動の幅広さや、出会えた人の数に驚かされます。

出前講座やワークショップを通して、富山県の学生や県民の皆さんに自分の文化を伝えることができました。また、会議で県の代表者の通訳を務めたり、インドからの訪問団を県内各地で案内したり、同僚と協力して国際フェスティバルやイベントを企画したりもしました。通訳の仕事は特にやりがいがあり、異なる国の人同士が理解し合う瞬間に立ち会うことで、自分の努力が実を結んでいるのをリアルタイムで実感できました。出前講座では、学生や県民の方々と直接交流できるのが毎回楽しみで、対話を通じて互いに多くの気づきや学びを得る貴重な機会となりました。

国際交流員として働くことで、コミュニケーション能力と企画力を磨き、インドと日本の文化や社会への理解を深めることができました。故郷であるアンドラ・プラデシュ州と富山県の関係強化に貢献できたことを大変誇りに思います。二つの文化の架け橋となることは、予想通り複雑で難しいことでした。日本人にとってはインド人に寄り過ぎている、インド人にとっては日本人に寄り過ぎていると感じることがあり、最適なコミュニケーション方法を見つけるのに何度も苦労しました。しかし、これらの経験を通して、両文化の良い面を認識し、吸収し、独自の強みを持つ人へと成長することができました。

山は私にとって特別な場所になりました。仕事でもプライベートでも、県内の多くの場所を訪れ、その歴史や文化を深く学ぶことができ、多くの方々とつながりました。富山は今や私のホームです。美しい立山連峰や神秘的なおわら風の盆がもちろん大好きですが、富山での生活で一番好きなのは、街で知り合いに偶然会うことです。インドの大都市では滅多にありませんが、富山ではほぼ毎日知り合いに会えます。自分もここの人なんだ、と感じることができますので、富山を離れる時にはきっと寂しくなると思います。

これまで暖かく支援してくださった皆さん、関わってくださった皆さんに感謝申し上げます。富山で学んだことを将来に活かしていきたいと思っています。これから数ヶ月は富山に滞在し、人生の次のステージをどう歩んでいくかを考えていきます。街で見かけたら、ぜひ声をかけてください!

皆さん、本当にありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています!

富山の特別な空と山と海

高岡市国際交流員離任挨拶

高岡市国際交流員のプレストンです。
このたび、高岡市での2年間の任期を終え、カナダに帰国することになりました。

高岡での滞在は、予想を超えて楽しく、有意義なものとなりました。これは私にとって初めての仕事、初めての一人暮らし、初めての海外生活、そして初めての日本でもあり、この経験はまさに特別なものとなりました。

仕事ではあらゆる業務に携わることができました。例えば、姉妹都市派遣受入事業の調整やアテンド、クルーズ船のアテンド、観光ボランティアガイドグループへの英語支援や出張講座の実施、国際交流イベントの企画・参加などを行いました。幅広い業務に携わる中で、高岡市民との交流を通じて、カナダと日本に対する関心がさらに深まりました。

また、休日には富山県高岡市の豊かな自然や伝統的な街並み、そして美しい景色に囲まれながら、『自分は誰なのか』や『世界はどのようなものなのか』といった人生について深く考える機会を得ることができました。その結果、自分自身や日本、そして世界についてより深く理解することができたと感じています。

これから富山を離れることになりますが、ここで得た経験や知識を糧に、さらに新しいことを学び続けていきたいと思います。富山県、大変お世話になりました。