皆さん、こんにちは。中国国際交流員の許 琳琳です。
国際交流員として富山県で勤務してから、あっという間に一年が過ぎ、まもなく任期を終えて帰国することとなりました。この場をお借りして、これまで温かく支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

実は、私は2017年に海外技術研修員として、短い期間ではありますが富山で生活したことがあります。研修の最後の発表では、中国の詩「海内存知己、天涯若比隣」という言葉を引用しました。「世界のどこにいても、心を通わせる友人がいれば、遠く離れていてもすぐそばにいるように感じられる」という意味です。当時の私は、まさか数年後に国際交流員として再び富山に来ることになるとは想像していませんでした。こうしてもう一度富山とご縁をいただけたことを、大変嬉しく思っています。

この一年間、富山の四季の美しさを改めて深く感じることができました。春には桜やチューリップが咲き、夏には青い海が広がり、秋には山々が鮮やかな紅葉に染まり、冬には一面の銀世界が広がります。そして、どの季節に見ても飽きることのない立山連峰の雄大な景色は、私にとって忘れられない思い出となりました。


仕事の面でも、多くの貴重な経験をさせていただきました。初級中国語講座を30回、出前講座を3回実施し、料理教室などの活動を通して、中国文化や出身地である遼寧省、そして東北地域の食文化や生活文化について紹介する機会をいただきました。こうした活動を通じて、多くの方々に中国や東北地域の文化に関心を持っていただけたことを大変嬉しく思っています。
また、通訳業務を通じて、両地域の交流や協力の場に関わる機会もありました。双方の関係者の皆さまが真摯に交流に取り組まれている姿に触れ、私自身もその一助となれたことに大きなやりがいを感じました。同時に、自分の仕事が両地域をつなぐ小さな架け橋になっていることを実感することができました。

さらに、私生活の中でも、他県のCIRや友人に富山の魅力を紹介する機会がありました。実際に富山を訪れた友人たちは、雨晴海岸の美しい景色や新鮮な海の幸に感動し、富山の魅力を大いに称賛してくれました。その言葉を聞くたびに、まるで自分が本当の富山県民になったかのように嬉しく、誇らしい気持ちになりました。
帰国後も、この一年間でいただいたご縁を大切にしながら、日中交流の架け橋として微力ながら力を尽くしていきたいと思っています。そして、いつかまた富山を訪れ、皆さまと再会できる日を心から楽しみにしています。
最後になりますが、この一年間温かく支えてくださったすべての皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。