富山県国際交流員の私たちは、富山干柿出荷組合連合会からの依頼を受け、6月28日(月)に富山干柿出荷施設を訪れて同会と意見交換をしました。
当日、富山干柿の概要説明を受けた後、出荷施設、新設あんぽ柿共同加工センターと干柿樹園地を見学させていただきました。富山干柿作りのシーズンがまだ到来していませんが、会長さんの丁寧な説明のおかげで、富山干柿のできるまでの加工工程がよくわかりました。まさか1つの干柿ができるまで、12のステップもかかるとは思わなかったです。
富山干柿出荷組合連合会が富山干柿の海外輸出事業を展開して行くことを検討しているため、意見交換会では、県国際交流員それぞれの出身国の柿の消費状況と受入興味度合いを中心として質疑応答を行いました。私たちは事前に母国の干柿事情を調べておき、わかる範囲で答えました。お役に立てたのであれば嬉しい限りです。
最後に、右記の写真のように組合連合会から富山干柿のお土産をいただきました。独特の品種である三社柿を使った富山干柿は大粒で糖度が高いため、とても甘く感じました。皆さんもぜひ試してみてください。