富山市視察研修

7月7日(木)に富山市で視察研修を実施しました。

黒部市、南砺市、高岡市の視察研修に続き、4回目の視察研修でした。 

今回の研修は「立山博物館→まんだら遊苑→大岩山日石寺→八尾高等学校郷土芸能部」という日程で行いました。 

立山博物館では、立山の歴史的な背景や災害などについて学び、まんだら遊苑では、大自然に触れながら、不思議なアート作品を鑑賞しました。

日石寺で滝行!

大岩山日石寺では4人の英語国際交流員(CIR)が滝行を体験しました。お寺を散策し、日石時の名物である素麺をお昼に食べて、八尾高等学校郷土芸能部に向かいました。

八尾高等学校郷土芸能部では、おわら風の盆の歴史と踊りや楽器などの簡単な説明を受け、高校生の部員から三味線と胡弓の弾き方を教えてもらいました。その後、おわら風の盆の踊りも少し学び、最後は郷土芸能部の皆さんがおわら風の盆の踊りを披露してくれました。私たちはその素晴らしさに感動しました。

 

八尾高等学校郷土芸能部の皆さんと!

 

 

私たちのために頑張ってくれた八尾高等学校郷土芸能部の皆さんに感謝の気持ちを込めて、母国や日本のちょっとしたお土産を渡しました。お土産に喜ぶ生徒さんたちの姿を見て、私たちもとても嬉しい気持ちになりました。

今回の視察研修のために、協力してくださった皆さんに感謝します。

ありがとうございました!!

 

富山カップスピーチコンテスト最優秀賞受賞者の研修旅行に同行

皆さん、こんにちは。新しく県国際課に着任した英語国際交流員のアリスです。

今年の4月にオンラインで行われた富山カップスピーチコンテスト最優秀賞受賞者の横木タナーさんが10月にやっと富山に来県しました!一週間の研修旅行に同行した私にも初めての体験がいっぱいで、とても勉強になりました。

ところで、一週間だけでいったいどこまで県内を回れると思いますか?実は、横木さんと国際課の同僚と一緒に東西南北の隅々まで旅をしました!富山市の美術館から五箇山の菅沼と相倉合掌造集落まで、歴史や文化を直接感じることができました。黒部市のYKKセンターパークを観察した後、黒部市「魚の駅」で富山独特の魚を近くで見て、その後横木さんは食べたことがないブリと白エビを味わっていました。それから、ちょうど紅葉を見られる季節となったので、立山黒部アルペンルートをとても満喫しました。八尾町の和紙文庫と高岡市のモメンタムファクトリーOriiでは、実践体験を通して富山の伝統的な美術工芸についても学べました。

最初は2人とも富山のことをあまり知らなかったのですが、一週間で関心を深めることができ、横木さんはSNSで富山の魅力を見せたいと思っているそうです。私もこの経験ができたことをとても嬉しく思っており、次の受賞者の来県を楽しみにしています。

定例会・高岡市視察研修

8月5日(木)に富山市の代わりに高岡市で定例会を行うことになりました。せっかくなので、久しぶりに現地視察研修を兼ねた定例会を行いました。

今回の現地視察研修は、視察研修計画の作成者である高岡市CIRのジョイさんに案内していただく他、猛烈な暑さの中にもかかわらず、高岡市役所の職員二名にも同行していただき、誠にありがとうございました。当日の気温は34度程度でしたので、熱中症にかからないように、各場所間の移動手段まで用意していただき、心より感謝申しあげます。

当日の日程は下記の通りです👇。
勝興寺・見学→万葉歴史館・見学→平和の鐘・鐘撞体験→金屋町・見学→能作・鋳物体験→高岡市役所・定例会

高岡市を訪れるのは初めてではないのですが、途中で何度も「へえ、知らなかった」や「面白い」など、思わず嘆声を漏らしました。

定例会・南砺市視察研修

富山県内のCIR全員が月に1回集まり、意見交換や業務報告を行う定例会が開かれています。通常、富山市内で打ち合わせをしますが、今回は現地視察研修を兼ねた定例会を南砺市で開催することになりました。

こうした視察研修を兼ねた定例会を開催するのは1年8か月ぶりです。南砺市はCIRエリックさんの勤務地であるため、南砺市に一番詳しいエリックさんに案を作ってもらい、当日下記👇の場所を案内してもらいました。

城端曳山会館→城端織館→善徳寺→八日町通り・瑞泉寺→道の駅井波(彫刻体験)→井波彫刻総合会館→南砺市友好交流協会(福祉会館)
最後に、南砺市役所の会議室で定例会を行いました。

このような視察研修により、県内国際交流員の活動する地域に対する理解が深まり、その地域の魅力を再発見できました。

JETプログラム通訳・翻訳講座

皆さん、こんにちは。ベトナム語国際交流員(CIR)のチャムです。

毎年、自治体国際化協会(CLAIR)主催のJETプログラム通訳・翻訳講座が行われます。通訳・翻訳はCIRに求められている業務ですから、これは現役のCIR向けの通訳・翻訳に関するスキル向上の講座です。とは言っても、残念ながら、英語・中国語・韓国語という三つの言語しか開講されていないため、少数招致国から来たCIRが参加したくても、この三つの言語から選ばねばなりません。

通訳を準備している様子

他の選択肢はないのですが、せっかく専門の教師から通訳・翻訳をめぐる技法やアドバイスをいただけそうなので、どうしても自分の逐次通訳の能力を向上させたい私は、一応日本語<=>英語通訳・翻訳講座を申し込んでみました。申し込み結果の通知をまだ待っていますが、参加させていただければ、精いっぱい頑張っていきます。

富山県警察通訳人研修会

110番の日(1月10日)に向けた広報活動に続き、富山県警より警察通訳人研修会に講師として出席する依頼がありました。ポルトガル語、韓国語、ベトナム語、英語、ウルドゥー語の5言語で実施され、以下のように2日に分けて開催されました。

〇開講式およびポルトガル語、韓国語、ベトナム語についての研修:2月5日(金)
〇英語、ウルドゥー語についての研修:2月12日(金)
※各国語研修はおよそ1時間程度で実施されました。

当日、110番を受ける警察官役、通報者役、通訳人役が決まり、3つの想定場面についてのロールプレイが行われました。終了後、国際交流員の私たちは不自然な言葉遣いを直したり、通訳に関するアドバイスをしたり、コメントしたりしました。短い時間でしたが、少しでもお役に立てれば幸いです。

定例会 + 黒部市視察

富山県のCIR(全12名)は毎月集まり「定例会」というものを開いています。
いつも富山市内で集まり、共同事業の打ち合わせや、各自の業務の報告、意見交換を行うのですが、市町村視察を含めた定例会を試みようという案が以前からありました。

第1回目は今回9月末に行われ、CIRリンジーが勤めている黒部市でした。
黒部市役所のご協力もいただき、くろべ牧場まきばの風 → JR黒部宇奈月温泉駅と隣の地域観光ギャラリー  → 黒部市国際文化センターコラーレ  →  YKKセンターパーク → 黒部市役所を見学させていただきました。(定例会は市役所の会議室にて)

一日だけで町の視察と会議をするのは慌ただしいですが、市役所の方々のご協力があると、地元の方にしかわからない情報も得られるので、初回の出張定例会は良かったと思います。

 

2018CIR中間研修

2018年CIR中間研修 開会式(初日) (写真提供:CLAIR)

11月26日(月)~28日(水)の3日間に、東京ベイ幕張ホールにて毎年恒例の一般財団法人自治体国際化協会(通称CLAIR、クレア)主催「CIR中間研修」が開催されました。

日本全国の様々な自治体に派遣されている37ヶ国472名のCIRのほとんどが一堂に集まり、業務の質向上のための研修を受けます。

研修はいくつかの分科会で構成されていて、担当国や自治体によってCIRの業務内容は異なるため、複数ある中から受講したいものを選べます。 例えば
・翻訳・通訳関連: 各言語別の指導
・多文化共生関連: 国や自治体の多文化共生政策、事業の紹介など
・役所業務関連: 行政の予算と企画について、公文書の管理など
・その他のスキルアップ関連: 日本独特のマナーや、パワーポイント講座など
・精神サポートの講演: 文化の違いや業務内容におけるストレスや不安のコントロール

各分野のプロによる指導の他にも、現役CIRや元CIRによる経験談やアドバイスの発表や、共通の問題を抱えているCIR同士のディスカッションの場もあります。

また、各任用団体のJETプログラム担当者も大勢参加し、CIRと共に分科会に参加したり、他の自治体のCIRや担当者との意見交換も行います。

2018年CIR中間研修(二日目) パワーポイント・デザイン分科会
講師: 富山県庁CIR兪セビョル
(写真提供:CLAIR)

今年は富山県から韓国CIRセビョルが、パワーポイントとデザインについての講座を実施しました。

 

CIR中間研修の日程終了後はキャリアセミナーが開催され、CIR任用終了後の日本での就職希望者向けの講演と、企業数社を招いての懇談会も開催されました。

CIR中間研修は様々なテーマの講演だけではなく、日本中に散らばっている同郷のCIRや、様々な国や自治体の方と話ができる機会なので勉強になります。

 

ALT中間研修

11月14日(水)と15日(木)に富山県の外国語指導助手(通称ALT)の研修会「Teaching Skills Development Seminar 2018」が、富山市内の富山県総合教育センターで行われました。

この研修はALTの教育指導能力の向上と、仕事と生活の情報交換を目的としています。
全てのプログラムが英語ですが、日本人英語教師も参加し、講義を受けたり他の学校のALTや教師と交流したりできる場でもあります。

今年も2名のCIR(国際交流員)、非英語圏ですが韓国CIRとロシアCIRが講師として協力しました。

韓国のCIR兪セビョルは、専門のパワーポイントとデザインについて解説し、講演などのプレゼンテーションだけではなく、教室の教材としての応用方法も紹介しました。

ロシアのCIRシャーホフ・スタニスラフは、ロシア語の講座を開きました。
目的は普段自分(ALT)たちの生徒が受けている異国の言語での講座を、実際に生徒の立場になり体験し、今後の指導方法のヒントとして役立たせることです。

Toyama Orientation 2018

8月10日(金)富山市内の富山国際会議場で新任JETプログラム参加者(ALT・外国語指導助手、CIR・国際交流員)の説明会「富山オリエンテーション」が開催されました。

当オリエンテーションでは県立学校の新任ALTの着任式の他、業務と富山県についての情報提供や講演が行われます。
CIRたちは毎年、来県して間もないJET参加者たちに英語で富山県の歴史や観光地の紹介や生活に役立つ情報を紹介する「Discover Toyama」を発表します。

2018年度は3名のCIRと27名のALTの新規採用がありました。

その他、CIRは毎月の定例会議を行ったり、スキルアップ講座などの情報共有も行っています。

定例会とパワーポイント講座の様子