米国姉妹都市派遣に向けて、中学生に英会話研修を実施

こんにちは!入善町国際交流員のユージンです。

毎年、姉妹都市交流の一環として、入善町はアメリカ・フォレストグローブ市に中学生使節団を派遣しています。今年10月には、入善中学校と入善西中学校の2校が入善町を代表し、フォレストグローブで1週間滞在する予定です。派遣に向けた事前研修会が開催され、その一環として、私が英会話レッスンを担当させていただきました。

今回は、入善町のALT2名にもご協力いただきました。生徒たちにとっては顔なじみの先生方ですが、普段の授業とは異なる形でネイティブスピーカーと英語で交流できることも、この研修の大きな目的のひとつです。研修会は2回に分けて実施し、1回目は入国審査と自己紹介、2回目は日常会話の中でも特にリスニングに重点を置きました。

最初のテーマは入国審査です。初めての飛行機、親元を離れること、そして海外旅行と、さまざまな「初めて」を経験する中で、アメリカ到着直後のパスポートコントロールは大きな壁になることが、これまでの報告書にも記されています。異国の地で、慣れない英語やネイティブの発音、さらに無愛想な審査官を前に受け答えできるかどうかは、生徒たちの自信や英語に対する印象を大きく左右します。このシミュレーションを通して、生徒たちが少しでも安心し、自信を持って臨めるようサポートしたいと考えました。

次に、自己紹介です。これは誰にとっても役立つ基本的なコミュニケーション手段です。ホストファミリーや現地の中学生との交流の第一歩として、良い第一印象をもってもらえるよう練習を行いました。名前や好きなもの、長所・短所、アメリカで体験したいことなどを英語で表現し、それを文章としてまとめることで、自然に覚えられるよう工夫しました。

最後は、日常会話、特にリスニング力の強化を目的とした内容です。多くの生徒がこの使節団に参加した理由として「英語力を高めたい」と答えており、その思いに応える形で、ネイティブの発音やスピードに慣れる練習を中心に行いました。

私自身も英語を第二言語として学んできた経験から、言葉の壁を越えた交流において最も大切なのは、「相手の言葉を聞き取ろうとする姿勢」だと考えています。聞き取れなければ会話は成り立たず、理解がなければ信頼や尊重も生まれません。また、異文化への関心と理解しようとする気持ちがなければ、深い交流も成立しません。そのため、生徒たちにはアクティブリスニングの重要性を伝えるよう努めました。

一人で異郷に赴く勇気、自らの目で世界を見ようとする姿勢、そして異文化に自ら触れようとする積極性は、現代のグローバル社会において極めて重要な資質です。異文化交流には、語学力以上に、相手を理解しようとする意志、尊重し合う心、そしてそれを実行する力が求められます。

今回の研修会を通じて、私自身も、生徒たちが持つ強い志や柔軟な姿勢から多くを学びました。これからさらに多くの人々が彼らの姿勢に触れ、国際社会の一員として多様性を尊重し、自ら異文化交流への一歩を踏み出していくことを願っています。

アメリカ姉妹都市フォレストグローブ市の使節団、入善町を訪問

こんにちは!入善町国際交流員のユージンです。

先日、アメリカ・オレゴン州にある姉妹都市フォレストグローブ市から、使節団の皆さんが入善町を訪れました。7月3日(金)から7月7日(月)までの4日間、ホストファミリーと過ごしながら、町の自然や文化にたっぷり触れていただきました。

初日は、昨年新しく建てられた入善町役場をご案内しました。使節団の皆さんは、入善町が特に力を入れている子育て支援や高齢者福祉の取り組みに強い関心を示されていました。互いの行政の違いや共通点について意見を交わし、有意義な交流となりました。

続いて、町内の施設や名所も巡りました。新設された入善中央公園や、特産品であるジャンボ西瓜の畑など、入善ならではの魅力を紹介しました。また、見学の最後には、入善洋上風力発電所も訪れました。三か月にわたって進められていた大規模プロジェクトの様子や、世界最大級のSEP船による建設の様子に、皆さんは大変興味を持たれていました。

午後からは、入善まちなか交流施設「うるおい館」にて、歓迎パーティーが開かれました。地元食材をふんだんに使った料理がずらりと並び、入善の味を楽しんでいただきました。七夕の飾り付けもあり、日本の季節文化を感じてもらえる演出となりました。

さらに、入善吹奏楽団のサプライズ演奏や、フォレストグローブ市からの心のこもったパフォーマンスも披露され、会場は大いに盛り上がりました。言葉が通じなくても、音楽と笑顔が人々の心をつなぐ場面が多く見られ、国際交流の意義を改めて感じることができました。

今回の交流を通じて、入善町とフォレストグローブ市の絆がより一層深まったことを心から嬉しく思います。今後も町民の皆さんとともに、国際的なつながりを大切に育んでいけたらと思っています。

アメリカから新しい国際交流員が着任しました。

8月に富山県入善町に新しく1名の国際交流員が着任しました。

・Zheng Yung(ヨン ジェン)(男性、アメリカ出身)

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