オレゴンカップ英語プレゼンテーションコンテストスタッフとしての経験

皆さん、Happy New Year! アメリカの国際交流員のアリスです。

2023年12月17日(日)に、私は黒部市国際交流員のルーカスと一緒に富山県立大学射水キャンパスで開催された「2023オレゴンカップ英語プレゼンテーションコンテスト」のスタッフとして参加しました。このコンテストは富山県とオレゴン州との友好提携30周年の記念に2022年以降実施されており、富山県の大学生とオレゴン州の大学生でできたチームでテーマに沿って英語のプレゼンテーションを発表するイベントです。去年のテーマはSDGsで、今年は「ポストコロナの世界を創造する」でした。

私は去年英語司会兼通訳担当でしたが、今年はルーカスと力を合わせて日英司会とオレゴン側のZoomモデレーター担当を務めました。今回はオンラインで参加しているオレゴンの大学生や観客の皆さんにイベントに参加してもらいたい気持ちで、私は発表前に気軽なコメントを入れつつ司会をし、ルーカスは審査の時間に学生たちの交流会のファシリテーターになりました。本来緊張する雰囲気のイベントを少しでも盛り上がっていただきたくて、オレゴン側の皆さんもバーチャルでも楽しんでいただけたらと思いました。

発表の内容も大変興味深く、最優秀賞チームBudding Teachersの将来教師を目指している4人の大学生がDeveloping Diversified Ways of Learning for Children through the Use of ICT」(ICT使用を通して子どもの多様な学び方を開発)について発表し、情熱が強く伝わりました。将来の英語教育とJETプログラムにも関わるかもしれませんので、大いに期待しています。

CIR業務の中で、バイリンガルの司会が非常に楽しくて有意義な経験でした。今年のオレゴンカップの開催も楽しみにしています!

えいごであそぼ(後期)が終わりました!

こんにちは! 南砺市国際交流員 グラントです。

2023年8月から12月にかけて南砺市内の幼稚園・保育園・こども園で簡単な英語を紹介する「えいごであそぼ」の講師をしました。2023年の秋は15の園で計26回にわたり、約310名の園児が参加してくれました。

「えいごであそぼ」では色や動物など身近なテーマに関する4つの単語を紹介したあと、新しく学んだ英語を使ってゲームをします。今回のゲームは「色鬼」と「だるまさんがころんだ」でした。

「えいごであそぼ」は、ネイティブの発音やイントネーションに触れてもらうだけでなく、英語を「楽しむ」という学び方を知ってもらったり、外国の人に接したりする機会を作るために毎年企画しています。授業に参加したあと、園児たちが学んだ英語を積極的に使っていると聞くこともあり、やりがいを感じます。来年度も実施する予定ですが、引き続き頑張りたいと思います。

富山日米協会相互理解セミナーに参加しました

皆さん、こんにちは。アメリカの国際交流員のアリスです。

10月21日に、富山日米協会主催の「相互理解セミナー」で9名のALTと10数名の日米協会会員と一緒に氷見市のツアーに参加しました。4年ぶりに行われたイベントで、協会会員と富山在住の外国人が富山県内視察を通して交流するものです(過去は黒部、立山、五箇山なども訪問)。

氷見市到着直後に氷見市漁業文化センターで細工かまぼこ絵付体験を通して、氷見市の伝統あるかまぼこや漁業について学びました。平たいかまぼこの上に色づいたかまぼこペーストを塗って様々なデザインができました。ポケモンなどのキャラクターから立山や桜の花のデザインまで、参加者が全員絵付を満喫しました。センター内にあるパズル遊びやブリの調理観察も行いました。

次は氷見海浜植物園の見学でした。子供でも大人でも楽しめるスペースがあり、温室の遊歩道の上に設置してあるネット遊具で楽しみました。

ネット遊具と下にある遊歩道を楽しむ様子

雨でしたが、氷見市観光の目玉でもあるまんがロードを散策し、忍者ハットリくんのからくり時計を間近で見ることができました。また「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」の発信拠点である潮風ギャラリーを訪問し、プロゴルファー猿ポケットパークでキャラクターの理解を深めました。日米協会会員の皆さんから藤子不二雄Ⓐの人生やインスピレーションを教えて頂いて、とても感謝です。

からくり時計と潮風ギャラリー

お昼は氷見番屋街で新鮮な刺身や大漁汁を食べて、その後、ひみ獅子舞いミュージアムで氷見の伝統的な獅子舞いについての動画や展示物を見ました。獅子舞いの由来に興味を持ち、来年実際の獅子舞を見に行きたいという意見もありました。最後に、道の駅雨晴で休憩し、海岸の風景やお土産の買い物でゆっくりとした時間を過ごしました。

ひみ獅子舞いミュージアムの説明の通訳を務める様子。後ろに実際に使われた獅子頭と太鼓台が見える。

氷見市のことを深く知ることができ、今後の富山県のPRに役立てたいと思います。また、来年の相互理解セミナーが今から楽しみです!

南砺市で「英語deクッキング」を開催しました!

こんにちは! 南砺市国際交流員 グラントです。

南砺市では10月21日(土)に恒例イベント「英語deクッキング」を開催しました。

英語deクッキングでは、アメリカをはじめとした英語圏の料理を英語で説明しながら参加者に調理体験をしていただきます。

今回のメニューは「トフィー」でした!

トフィーとは、バターや砂糖を混ぜながら加熱して固まらせ、その上にチョコレートとナッツをトッピングした、アメリカなどによくあるスイーツです。

今回は、チョコレートをテンパリングし、講師(筆者)の出身地であるアメリカ南部・テキサスの名産「ピーカンナッツ」を使うなどのアレンジをしました。

温度調整、混ぜる早さ、型への流し方など、普段の英語deクッキングに比べてやや細かめのレシピでしたが、参加者の方々は笑顔を見せながら楽しく作られていました。

最後にはお茶やコーヒーと一緒に完成したトフィーを味見してみました!

何回も試作をしたり、調理方法の伝え方を工夫したりするなど、企画側にとってもいろいろと手ごたえのある回でしたが、参加者の皆さんに楽しんでいただけたようで嬉しいです!

次回の英語deクッキングは3月ごろに予定しています。詳細が決まり次第ご案内しますので、南砺市友好交流協会のSNSHPをチェックしてみてください!

カナダとアメリカから新しく2名の国際交流員が着任しました。

8月に富山県に新しく2名の国際交流員が着任しました。

高岡市に1名
・プーン プレストン (男性、カナダ)

黒部市に1名
・カーマイクル・タナカ ルーカス ジロウ (男性、米国)

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。ブログメニュー「CIRについて」から紹介文をアクセスできます。

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。
リンク:  メニュー「CIRについて」 → 「紹介文」

県庁の国際交流員は富山県公式ホームページにも紹介されております。詳しくは以下のリンクからアクセスできます。

富山県国際課(外部ページ): www.pref.toyama.jp → くらし・健康・教育 」 → 「共生・ボランティア・国際・人権」 → 「国際交流」 → 「県国際交流員 (CIR)」 → 「県国際交流員の紹介

「G7富山・金沢教育大臣会合」が富山で開催されました

皆さん、こんにちは。アメリカの国際交流員のアリスです。

ご存知の通り、今年の5月にG7広島サミットが7年ぶりに日本で開催され、その約1週間前に「G7富山・金沢教育大臣会合」が開催されました。私は参加国の一つであるアメリカのCIRとして様々なG7関連事業に携わりました。

4月末には富山県PTA連合会主催の「G7子どもフォーラム」に講師として参加しました。カナダ出身で高岡市のCIRのジョーイさんとイギリス出身のジョン先生と一緒に小学校5・6年生と「G7クイズ」を楽しみ、母国での生活についての話をしました。一番印象に残ったのはPTAの皆さんが考えた「G7ランチ」でした。生徒と教師全員でG7各国の食事を載せた皿からどの食べ物がどこの国のものかを当てる企画です。生徒たちがハンバーガーはアメリカで、ますずしは日本だとすぐわかりましたが、フランス料理とイタリア料理を区別することはなかなか困難でした!最後に子供たちから、「これからもっと海外のことを知りたくなった」と言われた時は、とても嬉しかったです。

G7ランチはパンケーキとメープルシロップ(カナダ)、海の幸のトマト煮(イタリア)、牛肉のブレゼ(フランス)、ますずし(日本)、ハンバーガー(アメリカ)、ソーセージ(ドイツ)、フィッシュアンドチップス(イギリス)がありました。

メインイベントの富山・金沢教育大臣会合では、英語関連の事前準備のサポートに加え、高志の国文学館でのエクスカーション(視察)と地元主催夕食会で通訳を行いました。エクスカーションでは百人一首競技かるたの実演が行われ、かるたの内容を自分の言葉で説明しました。夕食会では、G7の国からの教育大臣会合の関係者と日本人が交流するテーブルで通訳を務め、富山のおいしいものや名所を紹介しました。

競技かるた実演と大臣の様子。

大イベントに主催者側として参加でき、とても光栄でした。開催に協力してくれた皆さん、お疲れ様でした!

マルコスの海外出張紀行!

皆さん、こんにちは!

黒部市国際交流員のマルコスです。今回は昨年度に参加した2つの海外出張について書きたいと思います。

まず、2022年の8月に黒部の姉妹都市であるオランダのスドウェスト・フリースラン市に行ってきました。この派遣は初めての渡欧での初めての通訳の仕事だったのでとても緊張しました。それに、仕事に就いて1ヶ月も経ってないというところでした。でも実際にやってみて、とても楽しかったです。特に日蘭の長い関係について振り返ることと快晴の下の綺麗なオランダの街並みを歩くことです。まあ、こうやってアメリカ人の僕が日本とオランダの架け橋になった点も今でも面白いなぁと思っています。

そして、2023年の3月に黒部の姉妹都市であるアメリカのジョージア州のメーコン・ビブ群にも行ってきました。この時点でもう何回か大きな通訳の仕事をしたから緊張はそんなにしてなかったです。それに、行き先は母国のアメリカで、「派遣」というより「帰国」という感じでした。ただ、アメリカが広すぎてこの訪問を通して生まれて初めて南東部アメリカにたどり着きました。北西部アメリカに育った僕にとっては関わったこのない南東部アメリカの文化について学ぶのが興味深かったです。特に「ソウルフード」を味わうことです。

僕が黒部市の国際交流の推進の力になれて、すごく光栄に思っています。

「なんと異文化交流フェスティバル2023」6月4日 開催!!

こんにちは! 南砺市国際交流員 グラントからのお知らせです!

6月4日(日)に、南砺市で「なんと異文化交流フェスティバル2023」が開催されます!

音楽の発表や、ものづくりワークショップ、料理教室、フード販売など世界の文化をはじめ、獅子舞や習字体験など日本の文化も含めた盛りだくさんのプログラムを予定しています。スタンプラリーや「なんとABCかるた大会」もあります!

また、ロシアCIRのタチアナさん、インドCIRのシリさんのご協力をいただき、ものづくりワークショップのコーナーではスラヴ民族のお守り人形「モタンカ」を作るワークショップと、インドのマンダラを描くワークショップをやります!

外国の文化に触れてみたい方、楽しみたい方はぜひお越しください!

オレゴン州政府訪問団が富山に来県しました!

 皆さん、こんにちは。アメリカの国際交流員のアリスです。

 昨年は友好提携30周年を記念に、富山県と姉妹州であるアメリカ合衆国オレゴン州の友好提携30周年を記念し、様々な活動を通じて交流を深めながら、両県州が派遣訪問団事業を行いました。今夏の富山県訪問団について以前書きましたが、今回はオレゴン州政府訪問団を紹介します。

 オレゴン州、ケイト・ブラウン知事を団長として、州政府から約20人、そしてオレゴン州立大学と現地企業の関係者を含めた訪問団は10月中旬にアジア訪問に出発し、ソウルや東京に滞在してから富山県で2泊過ごしました。ブラウン知事と参加者のほとんどにとって初来県でしたが、オレゴンとの共通点が多いと再確認していらっしゃいました。

 初日の富山市岩瀬の観光の後、私とインドCIRのシリさんが国際課のスタッフと一緒に高岡市の観光及び民間企業の視察に随行し、オレゴン州の今後の発展に参加できる場所だけでなく、両知事表敬にも活躍しました。その後、富山・オレゴン友好提携記念交流会の司会を務めて、英語スピーチの通訳にも挑戦しました。ビジネスオレゴン局長や駐米国領事館代表の方の通訳をする機会を与えられて、大変嬉しかったです。これからも色んな通訳に挑戦したいです!

 最終日にオレゴン訪問団が富山県職員を含めた女性リーダーシップイベント「富山・オレゴン姉妹州締結30周年記念式典 -サステナビリティ、ダイバーシティ&インクルージョンの新時代へ」を開催しました。言うまでもなく、ブラウン知事以外にもビジネスオレゴンや農務局などの州政府で役職に付いている女性が多く訪問団に参加していて、今後の訪問団、そして県の行政にとってインスピレーションになればと思います。女性が行政で活躍するためのバリアや課題についての話し合い、ネットワーク作りもできて有意義な機会でした。実は、イベントの途中に文化と学術交流の大切さについて語っているブラウン知事が日本語を勉強してきたJET参加者に触れて、私の名前まで出ました!非常に光栄です。私まで「Honorary Oregonian」(名誉オレゴン人)になれたのでしょうか?

 今回受け入れ側として多忙でしたが、オレゴンの方に富山の魅力を知ってもらえて、今後の交流に大きな貢献ができだと思います。たくさんのオレゴンの方を今後も受け入れたいです!

「えいごであそぼ」

こんにちは。南砺市国際交流員 グラント・ロイドです。

2022年8月から12月にかけて南砺市内の幼稚園・保育園・こども園で簡単な英語を紹介する「えいごであそぼ」の講師をしました。今年の秋は15の園で計23回にわたり、約310名の園児が参加してくれました。

「えいごであそぼ」では色や動物など身近なテーマに関する4つの単語を紹介したあと、新しく学んだ英語を使ってゲームをします。今回のゲームは「色鬼」と「だるまさんがころんだ」でした。

「えいごであそぼ」は、ネイティブの発音やイントネーションに触れてもらうだけでなく、英語を「楽しむ」という学び方を知ってもらったり、外国の人に接したりする機会を作るために毎年企画しています。授業に参加したあと、園児たちが学んだ英語を積極的に使っていると聞くこともあり、やりがいを感じます。来年の春にも実施する予定ですが、引き続き頑張りたいと思います。