【韓国】李 該敏(イ へミン)
富山の皆様、アンニョンハセヨ!
韓国国際交流員のへミンです。
国際交流員として着任したのが昨日のようですが、もう4年以上が経ち、4月で任期満了を迎えることになりました。
この4年4か月間、様々な経験と挑戦ができました。コロナ禍では対面の交流が途絶えた状況の中どのようなことができるか悩み、オンラインでの出前講座や小規模で開催できるイベントの企画など不慣れながらも頑張っていました。対面の交流が始まってからは、スピーチ大会の開催や韓国江原特別自治道との交流30周年記念事業など大きな行事にも携わることができました。今考えてみると毎年、何かしら新しいことを経験したり、挑戦したりしていたような気がします。
富山に来た当初は知り合いもいない、何も分からないところで自分がやっていけるのかと不安も多かったですが、たくさんの方に出会い、支えられながらここまで来ることができました。これからも富山で得た経験や絆を大切に抱いて前に進みます!今までお世話になった全ての皆様に心から感謝いたします。
またいつかの日に会いましょう!
ありがとうございました。カムサハムニダ!


【ブラジル】ヤマシタ アリーネ
みなさま、こんにちは。
ブラジル国際交流員のアリーネです。
4月に任期が終わり、富山県から離れることになりました。今まで多くの方々に大変お世話になり感謝しています。
2020年12月下旬に富山県に来て、コロナ禍で2週間の隔離が大変だったのを覚えています。その何週間後に十何年ぶりの大雪を体験し、太陽を見ることがない日も続きました。ほぼ毎日晴れで「太陽の家」と呼ばれている街から来ていた私には富山県に慣れるまで時間がかかりました。
最初の2年間はコロナでいろいろ制限されていて、通常通りになったのは3年目からなのではないかと思います。人と交流することが好きな私には辛い期間でした。しかし、オンライン交流会をしたり、オンラインで授業をしたりして、新しいことを学ぶ機会になりました。
4年たった今では、短いような長いような期間であった気がします。最初は、いろいろと中々うまくいかず、悩む日々を送りましたが、様々な人と会って、人脈を作って、サポートしていただいて、少しずつやりたいことを実現することができるようになりました。いろいろ制限があって、やりたいことを全てできたわけではないけれど、富山県に来て多様な経験をさせていただき、新しいことも学びJETプログラムに参加してよかったと思います。富山県の自然や立山が見られなくなるのはとても残念ですが、国際交流員として得た経験を次のお仕事にも活かせたらと思っています。

【中国】夏 媛(カ エン)
皆さん、こんにちは。中国の上海から来た夏媛と申します。
このたび、国際交流員としての任期を終え、富山を離れることとなりました。2024年4月に富山へ来てからの一年間は、まさにあっという間でした。
この一年間、様々な業務を通じて多くの貴重な経験をさせていただきました。翻訳、通訳、中国語や小学校出前講座の実施、JET世界祭りや国際フェスティバルでのブース運営、富山県外国人ワンストップ相談センターでの対応業務など、幅広い分野で活動する機会をいただきました。北日本新聞やとやま国際センター広報誌にエッセーを寄稿し、中国文化を紹介することもできました。
また、休日には富山県内を巡るだけでなく、長野、和歌山、四国などたくさんな所にも足を運び、日本各地の文化を体験しました。日本の皆さまと交流を深め、四季折々の美しい風景を楽しみながら、とても充実した時間を過ごすことができました。
「立山を仰ぐ特等席」富山での生活は、本当に素晴らしいものでした。温かく迎えてくださった皆さまのおかげで、新しい環境の中でも安心して働くことができました。富山の自然や文化、人々の優しさに触れるたびに、この地に来てよかったと心から感じました。ここで過ごした日々は、私の人生の中でかけがえのない宝物となりました。
4月からは上海に戻りますが、ここでの経験を活かしながら、富山の魅力を上海で広めていきたいと考えています。そして、今後も上海と富山、中国と日本の架け橋となるよう努めてまいります。
この一年間、多くの方々に支えていただき、心より感謝申し上げます。皆さまの温かいご支援とご協力に深く感謝するとともに、今後も変わらぬご縁を大切にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
【中国】宋 依陽(ソウ イヨウ)
中国遼寧省CIRの宋依陽です。
このたび、富山県国際課での1年間の任期を終え、帰国することとなりました。振り返れば、この1年間は私にとってかけがえのない経験の連続でした。富山での生活や仕事を通じて、多くの方々と出会い、たくさんのことを学ばせていただきました。
2024年は、遼寧省と富山県の友好省県締結40周年という記念すべき年でした。このような大切な節目に、国際交流員として両地域の架け橋となる役割を担えたことを、大変光栄に思います。この1年を通じて、中国共産党遼寧省委員会のトップである書記の富山訪問の接遇や、富山県知事の遼寧省訪問への随行、さらには省人大訪問団の受け入れなど、多くの記念行事に携わる機会をいただきました。こうしたイベントを通じて、両地域の絆の深さを改めて実感し、これからもより一層の交流と協力が続くことを願っています。
帰国後も、富山で感じたことや学んだことを生かし、元の職場に戻り、引き続き中日友好や国際交流の発展に貢献していきたいと考えています。そして、また富山を訪れ、皆さまと再会できる日を楽しみにしています。1年間、本当にありがとうございました。