富山生活1年目の振り返り

Bom dia, pessoal! (皆さん、こんにちは!)ブラジル国際交流員のマルコスです。

来日してから、あっという間に1年が経ちました。去年、富山県に着いたとき、富山駅の桜がちょうど満開で、その景色の美しさに感動したことを今でもよく覚えています。「こんな素敵な街に来られてよかった」と心から思いました。
そして今年も、松川沿いの静かで美しい桜を眺めながら、この1年を振り返り、これからの目標について考える時間を持ちました。花見はただ桜を楽しむだけでなく、人生や季節の移り変わりに思いを巡らせるきっかけを与えてくれます。そこに、日本ならではの価値観の奥深さを感じました。

松川桜の前
サンパウロの桜まつり (情報源 saopaulo.com.br)

皆さんはご存じでしょうか。私の故郷・ブラジルのサンパウロ市にも、日本の花見文化を感じられる「桜祭り」があります。会場となるカルモ公園には約4,000本の桜が植えられており、毎年現地の冬季である7〜8月頃に多くの人々が花見を楽しみます。祭りでは、和太鼓や日本舞踊、日本食の屋台などもあり、日伯交流を象徴するイベントとして親しまれています。

更に昨年度は、富山市で富山県人会世界大会が開催されたり、サンパウロ州とのオンライン会議の通訳、県の訪問団の一員としてブラジル・サンパウロへ行ったりと、忙しい時期もありました。しかし、その分、富山とブラジルのつながりを肌で実感できた、とても学びの多い1年だったと思います。また、出前講座や一年目のJET世界祭りや色んな国際理解イベントを通して地域の皆さんと交流する機会にも恵まれ、楽しく、温かい時間を過ごすことができました。

さらに、職場の同僚やご縁のあった地域の方々に富山の歴史や文化を教えていただき、納涼花火やおわら風の盆、らいちょうバレーでの初めてのウィンタースポーツなど、季節の行事も体験できました。ほかの市町村にも足を運び、南砺の壮大な山々、氷見で味わった新鮮なお寿司、黒部で参加した皇国晴酒造のイベントなどを通じて、富山の魅力に少しずつ触れられたことも大変ありがたかったです。

これからも新しい発見を大切にしながら、皆さんとの交流をさらに深め、まだ未熟な自分の「富山県民度」を少しずつ高めて両国の友好関係に貢献していければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

にゅうぜんフラワーロードに行ってきました!

今年の「にゅうぜんフラワーロード2026」は、4月8日(水)から4月23日(木)まで開催されました。
 会場には約4ヘクタールの広大な畑いっぱいに、約200万本、約80品種のチューリップが咲き誇り、まさに花のじゅうたんのような景色が広がっていました。青空と残雪の北アルプスとのコントラストもとても美しく、入善町ならではの春の風景を楽しめるイベントです。入場料も駐車場も無料で、会場内にはチューリップの鉢植えや花苗などを販売するフラワーショップもあり、気軽に立ち寄れるのも魅力的です。

私は今回、町のALTの先生と一緒に会場を訪れました。
会場に着いて最初に驚いたのは、どこまでも続くチューリップ畑の広さです。色とりどりの花がきれいに並んでいて、その向こうには山々が見え、とても開放感がありました。天気にも恵まれ、思わず何枚も写真を撮りたくなる景色でした。アメリカではなかなか見られないような、花畑と雪山が一緒に見える風景に、私たちはとても感動しました。特に今年は、赤・白・黄など鮮やかな「七色のチューリップ畑」もあり、会場全体がとても華やかでした。

このイベントを見て、チューリップはただ美しいだけではないということも感じました。
入善町では、チューリップは地域の大切な産業の一つでもあります。私が通っている保育所でも、チューリップの歌を歌ったり、チューリップに関する制作をしたりすることがあり、子どもたちも小さいころから地域の自然や特産に親しんでいます。花を楽しむだけでなく、それが町の暮らしや文化にもつながっていることが伝わってきました。

富山県のチューリップ栽培は、大正時代に新潟から伝わり、水田の裏作として始まったそうです。 昔は米づくりだけでは生活が苦しい時代もあり、農家の方々が生計を立てるために取り組んだのがチューリップ栽培でした。多くの苦労を重ねながらも、富山県は気候や土壌に恵まれ、今では日本一の球根生産地となっています。入善町もその中で重要な生産地の一つであり、このフラワーロードは、そうした地域の努力と歴史の上に成り立っているイベントだと感じました。

今年のにゅうぜんフラワーロードは、景色の美しさだけでなく、入善町の魅力や歴史を改めて感じられる時間になりました。
 もし今年来られなかった方は、ぜひ来年訪れてみてください。春の入善町でしか見られない特別な景色が、きっと待っています。

料理教室「アメリカの小学校給食を作ろう!」を開催しました

皆さん、こんにちは!高岡市国際交流員 ジークン・リンです。

2月28日に、とやま生活協同組合が開催する料理教室「アメリカの小学校給食を作ろう!」の講師を務めました。このイベントは、親子で外国の文化や暮らしについて学び、食文化体験を通してこどもたちが海外に関心を持ち、視野を広げることを目的としています。今回教えた料理は、アメリカの家庭料理の定番であるマカロニ・アンド・チーズです。小学生を対象としたもので、当日は10組ほどの親子が参加してくれました。もともとは、子供たちが喜ぶものを作ること、そしてイベントの冒頭でアメリカの学校生活について少し話をしてほしいという依頼を受けていました。そこで私の頭にすぐに浮かんだのが、アメリカの子供たちに愛されている、簡単に作れるマカロニ・アンド・チーズでした。この料理は給食でもよく出されるため、当日はミニサラダ、スライスしたリンゴ、そしてチョコレートミルクとともに、典型的なアメリカの学校給食を再現するメニューにしました。

イベントでは、スクールバスでの登校や、カフェテリアでみんな一緒にランチを食べること、そして中学校以降の教科書はほとんど学校側が貸し出すことなど、日本の学校生活との違いについて話をしました。質疑応答の時間になると、アメリカの学生たちには当番や掃除の時間がないことや、夏休みが3ヶ月もあって宿題もずっと少ないという話に、みんな食いついてくれました。

日本であまり知られていないアメリカ料理を子供たちに紹介できて嬉しく思いますし、皆が完食してくれたのを見た時も本当にほっとしました。それに、全員が大人の指示をしっかり聞いて上手に調理を進めていた様子をみて、かなり感銘を受けました。アメリカでは、同年代の子供ならせめて半分が、ヘラを使ったりパスタ用にお湯を沸かしたりすることさえ苦労するため、このような光景を目にするのはなかなか難しいことです。これはきっと家庭科の授業のおかげであり、私も日本学校の教育方針の素晴らしい一面を学んだ気がしました。

中国から新しい国際交流員が着任しました。

4月に富山県多文化共生推進室国際課に新しく1名の国際交流員が着任しました。

  • 李 詩妍  (リ シケン) (女性、中国出身)

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。ブログメニュー「CIRについて」から紹介文にアクセスできます。

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県庁の国際交流員は富山県公式ホームページにも紹介されております。詳しくは以下のリンクからアクセスできます。

富山県多文化共生推進室(外部ページ): www.pref.toyama.jp → くらし・健康・教育 」 → 「共生・ボランティア・国際・人権」 → 「国際交流」 → 「県国際交流員 (CIR)」 → 「県国際交流員の紹介