皆さん、こんにちは。中国国際交流員の馮暁瑜です。
7月上旬、県庁の関係部署とともに中国医薬企業管理協会の皆さんをお迎えし、県の製薬会社の株式会社MAEと株式会社池田模範堂の工場見学に同行させていただきました。本来は通訳として同行しましたが、訪問団の中には以前富山を訪れたことのある医薬品分野に精通した通訳の方がいらっしゃったため、実際に通訳として活躍する機会はあまりありませんでした。その分、一歩引いた立場から落ち着いて見学全体の流れを把握することができ、富山の医薬品産業の魅力を実際に体感し、日中間の理解と交流を深める非常に貴重な機会となりました。
株式会社MAEでは、包装機械や検査装置などを含む医薬品製造の自動化技術の現場を見学しました。設計から製造、組立、検査に至るまでの一貫した体制や、精密機械による高い品質管理体制に参加者の皆様も深く感心されていました。工場内の細やかな配慮や、安全性への徹底した姿勢は、ものづくりの現場ならではの緊張感と誇りを感じました。

株式会社MAE公式サイトのリンク:https://mae-toyama.co.jp
株式会社池田模範堂では、皮膚用外用薬を中心とした製品の開発・製造現場を見学しました。「安心・安全・信頼」をスローガンとし、製品一つひとつに誠実な思いが込められていることが伝わってきました。工場で働く皆様が自社の製品に誇りを持ち、努力を積み重ねながら品質を守り続けている姿に感銘を受けました。

株式会社池田模範堂公式サイトのリンク:https://www.ikedamohando.co.jp
今回の訪問を通して、富山が「くすりの富山」として長年にわたり築き上げてきた技術と信頼を、現場の空気とともに実感することができました。何より印象的だったのは、両国の参加者が互いの立場や考えを尊重しながら、真剣に意見を交わしていた姿です。言葉や制度の違いはあっても、「より良い医薬品を社会に届けたい」という共通の思いが、国境を越えて通じ合っていることを実感しました。日中両国は、ともに高齢化や医療課題に直面しており、今後ますます連携の必要性が高まると考えられます。今回の工場見学が、相互理解と信頼関係の土台となり、将来的な技術交流やビジネス協力、さらには両国の友好と共に発展する医薬品産業の架け橋となることを心より願っています。






































