ベトナムランタン作り体験を開催しました!

シンチャオ!

ベトナム国際交流員のタオです。

皆さん、ベトナムのカラフルなランタンは写真などで見たことのある人が多いのではないでしょうか。その彩っているランタンを作ってみませんか。

まず、ベトナムランタンの有名になった起源は何かを紹介しています。ベトナムの「ホイアン」というところを聞いたことがありますか。ホイアンはベトナム中部に位置する港町で、16〜17世紀頃にポルトガル、オランダ、日本、中国の船が訪れるようになり、国際貿易の拠点として繁栄しました。そこで中国のランタンが輸入されていたことが関係しています。その輸入されたランタンをベトナムの職人さんたちが独自にアレンジしたことがきっかけで、ホイアンでランタンが有名になりました。

昨年10月に富山国際交流フェスティバルウイークで親子向けベトナムランタン作りの体験を開催しました。家の前に吊るされる本格的なランタンは作り方が非常に難しいと思うので、今回親子向けだからということも含め、カンタンに作れる色画用紙ランタンバージョンを体験して頂きました。親子向けの体験として開催しましたが、当日は親子だけでなくお若い方から年配の方々まで参加されていました。皆さんが自分のランタンをコツコツ丁寧に楽しく作っているようで、完成品のランタンを持ち帰る子供たちの笑顔を見て凄く嬉しくて心の中で達成感を感じました。今回のランタンは色画用紙、ハサミ、ボンドなどといったすぐ手に入れられる材料から作れましたので、お家でも子供たちと一緒に楽しむことができます。

作り方の詳細は下の動画をご覧ください。

ご興味のある方は是非作ってみてください!

アメリカ・ベトナム・インドから新しく4名の国際交流員が着任しました。

8月に富山県に新しく4名の国際交流員が着任しました。

県庁国際課に2名
・グエン ティ タオ(女性、ベトナム)
・バーガワトゥラ シリラリティヤ(女性、インド)

黒部市に1名
・マザ マルコス(男性、米国)

南砺市に1名
・ロイド グラント(男性、米国)

詳しくは当ブログのCIR紹介ページにて閲覧可能です。
ブログ:  メニュー「CIRについて」 → 「紹介文」
富山県国際課(外部ページ): www.pref.toyama.jp → くらし・健康・教育 」 → 「共生・ボランティア・国際・人権」 → 「国際交流」 → 「県国際交流員 (CIR)」 → 「県国際交流員の紹介

離任挨拶

皆さん、シンチャオ。こんにちは。
本ブログの管理・運営を2年間担当していたベトナム語国際交流員のチャムです。

今年の8月4日付をもちまして、退職させていただくことになります。在任の3年間、大変お世話になりました。

この3年間、翻訳・通訳、語学講座・出前講座、イベント開催、外国人サポート、SNS運営といった業務に就かせていただきました。特に講座とイベントを通じて、多くの皆さんと交流することができ、大変うれしく思います。このような交流により、富山県のことをより深く知り、富山人の親切さもしみじみと感じることができました。この仕事が終わっても、富山県での思い出は絶対忘れず、一生の宝物にします。

今後、日本に滞在するとしても、母国に帰るとしても、引き続き日本とベトナムの架け橋として積極的に活動できるように頑張りたいと思います。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

国際交流ひろば・ベトナム料理編

皆さん、シンチャオ・こんにちは。ベトナム語国際交流員のチャムです。

とやま国際センター主催の国際交流ひろば2回目は、間もなく7月2日(土)に開催されます。今回はベトナム料理で、メニューは「ブンボーナンボー(Bún Bò Nam Bộ)」と「タマリンドジュース」です。

7月は高温多湿になるため、とても暑いと思いますが、ブンボーナンボーは、味があっさりしており、暑い夏にピッタリの料理です。ブンボーは「牛肉麺」、ナンボーは「南部」という意味ですが、実は南部発祥の料理ではなく、北部のハノイの名物料理だそうです。南部風の甘酸っぱいタレを絡めた、炒め牛肉のまぜ麺(=ブン)から、「ブンボーナンボー」の名につけられたそうです。

タマリンドは日本では見かけたことがないのですが、ベトナムの実家の近くには多くありました。季節になると、結実が多すぎて近所の方にただでもらったため、よくタマリンドを食べていました。今回はそういう日本ではあまり馴染みのないフルーツを参加者に紹介したいと思います。

開催情報は下記の通りです。ぜひご参加ください。

※今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

定 員: 16名(※定員になり次第、締切)
会 場: 富山県民共生センター「サンフォルテ」調理室
参加費: 500円

申込方法などについて、主催者のとやま国際センターのページをご覧ください。

富山県職員向け外国語セミナー

富山県国際交流員は、2箇所において語学講座を実施しています。一つ目はとやま国際センター主催の一般県民向けの語学講座で、もう一つは国際課主催の県職員向けの語学講座です。

県職員向け語学講座は、前期と後期に分かれ、毎期10回程度で行なわれていましたが、今年は、少し変わります。まず、題名から分かるように、「県職員向け語学講座」から「県職員向け外国語セミナー」に変わりました。以前は語学のみを中心とした講座でしたが、現在は文化理解や語学習得を中心とした講座となっており、具体的な内容は各言語ごとに異なります。そして、開催回数についても、内容および講師の都合によって違います。

一方で、とやま国際センター主催の一般県民向けの語学講座は、年に30回行われています。各国の文化を理解しながら、語学力アップを目指している方は、ぜひご検討ください。

※とやま国際センター主催の語学講座について、詳細はこちら → 令和4年度 TIC語学講座 | Toyama CIR blog

ハロー・ベトナム第一回が無事終了

ハロー、シンチャオ、こんにちは。ベトナム国際交流員のチャムです。

4月19日(火)にとやま国際センターで「ハロー・ベトナム~英語でベトナムを知ろう~」第一回が無事終了しました。新年度のイベントで、4月以降でないと募集を始めることができないため、短い間で参加者を集めることができるかどうか非常に心配していました。幸いにも14名の方が申し込んでくださいました。しかし、当日事情によりやむを得ず3名が欠席し、結局計11名の参加者でした。

一回目のテーマは「ベトナムの文化と言語」でしたが、時間制限で文化をすべて紹介することができなかったため、海外から受けた影響を中心に解説しました。特に、日本との共通点を取り上げて紹介しました。一方で、言語について、日本語には漢字音、ベトナム語には漢越語があるため、その共通点を利用してマッチングゲームを行いました。参加者のほとんどはベトナム語を一切勉強したことがないため、かなり時間がかかるのではないかと予想したのですが、意外とすぐ終わってしまいました。その後、最も多くのペアカードをマッチングできた3名の参加者にベトナムのプレゼントを贈りました。また、当日、英語を聞くだけで参加する聴講者もいたため、念のためスライドに日本語訳も入れておきました。

次の「ハロー・ベトナム」は5月31日(火)に開催され、テーマは「ベトナムの昔と今」です。フォー以外でよく食べられているものや今一番話題になっている観光地についても紹介しますので、興味がある方はぜひご参加ください。お待ちしております。

ハロー・ベトナム

皆さん、こんにちは。ベトナム国際交流員のチャムです。

「ニーハオ・ベトナム」に続き、「ハロー・ベトナム~英語でベトナムを知ろう~」を4月19日(火)と5月31日(火)18:30~20:00、とやま国際センターにて開催いたします。今回は英語で紹介しますので、ぜひアットホームな雰囲気で気軽に話し合いましょう。

詳細は下記の通りです。

皆さんのご参加をお待ちしております。(要予約)

※ちなみに、「ハロー・ベトナム」という歌をご存知ですか。聴いたことがない方に、おすすめですよ。開催日にも流れますので、一緒に鑑賞したい方は、ぜひ足をお運びください。

ベトナムランタン作り

星形ランタンはベトナムならではのランタンの一種類です。旧暦8月15日の中秋節を迎える伝統的な活動である「灯篭踊り(Rước đèn)」でベトナム全国にわたって使われます。当日、子どもたちが行列を作り、灯篭(=ランタン)を持ちながら、村や町を歩き回るのが一般的です。富山の皆さんにずっと紹介したかったのですが、着任して以来、中秋節の際にコロナ感染者数が急増していたため、実施できませんでした。今回は、季節外れなのですが、国際交流ウィークというイベントで紹介させていただきました。

器用な方が多くいたため、星形ランタン作りが終了後、そのような方々に紙ランタンの作り方も案内しました。間に合わなかった方に、宿題として、作り方の動画を紹介しました。

星形ランタンと紙ランタン

当日の様子

素敵に出来上がった参加者の作品の写真を撮りたかったのですが、当日予想以上にバタバタだったため、残念ながら写真を撮る余裕がありませんでした。皆さん、今後またチャンスがあれば、ぜひご参加ください。よろしくお願いします。

ニーハオ・ベトナム第一回が無事終了しました

皆さん、こんにちは。ベトナム国際交流員のチャムです。

10月27日(水)18:30~20:00に(公財)とやま国際センターのラウンジでニーハオ・ベトナム第一回を開催しました。

第一回のテーマは「ベトナムの基礎知識と文化~中国文化の影響~」でしたので、中国文化の影響を受けていることを中心として、ベトナムの文化を紹介させていただきました。

当日、中国語がわかる日本語母語話者7名と中国語母語話者7名の計14名に参加していただきました。中国語を練習したい参加者もいたため、他己紹介をはじめとするコーナーも設けました。

このような活動を通じ、ベトナムの文化を紹介するのみならず、参加者に中国・日本のことも色々教示していただき、私も勉強になりました。

講座が終わる直前に、アンケートへの協力をお願いしました。「楽しかったです。次回もまた参加します。」「色々勉強になりました。初めてベトナム文化について知ることができ、面白かったです。時間があれば、今度も来たいと思います。」などのフィードバックを受け、大変嬉しかったです。

次回のニーハオ・ベトナムも楽しみにしております。

新湊高校・出前講座

国際交流員による出前講座を通し、異文化理解を深め、 高校卒業後の進路選択の一助とする目的で、8月27日(金)に県国際交流員は富山県立新湊高等学校に出向き、高校3年生約30人を対象に出前講座を実施しました。

当日、ソーシャルディスタンスを保つために、高校生たちを各6名の5グループに分け、45分の授業を入れ替わりで行いました。各クラスの内容は下記の通りでした。

当日紹介した主な内容

講座の後、高校生たちに「各国について一番印象に残ったのは何ですか」と尋ねた結果、「韓国には美味しい食べ物がたくさんあります」、「インドにはいろいろな言語がありますね」、「ベトナムのサッカー文化はすごいですね」、「ブラジルでは義務教育が高校までとなっています」、「フランスは意外と今までのイメージと違いました」などの声が聴かれました。