インドCIRからの離任挨拶

皆さん、こんにちは!インド国際交流員のシリです。

インド国際交流員として3年勤め、この度、退任することになりました。

富山でのこの3年間は、私にとって大きな転機となり、新しい経験と学びに満ちた時間でした。国際交流員として毎日が違った経験で、振り返ってみると、関われた活動の幅広さや、出会えた人の数に驚かされます。

出前講座やワークショップを通して、富山県の学生や県民の皆さんに自分の文化を伝えることができました。また、会議で県の代表者の通訳を務めたり、インドからの訪問団を県内各地で案内したり、同僚と協力して国際フェスティバルやイベントを企画したりもしました。通訳の仕事は特にやりがいがあり、異なる国の人同士が理解し合う瞬間に立ち会うことで、自分の努力が実を結んでいるのをリアルタイムで実感できました。出前講座では、学生や県民の方々と直接交流できるのが毎回楽しみで、対話を通じて互いに多くの気づきや学びを得る貴重な機会となりました。

国際交流員として働くことで、コミュニケーション能力と企画力を磨き、インドと日本の文化や社会への理解を深めることができました。故郷であるアンドラ・プラデシュ州と富山県の関係強化に貢献できたことを大変誇りに思います。二つの文化の架け橋となることは、予想通り複雑で難しいことでした。日本人にとってはインド人に寄り過ぎている、インド人にとっては日本人に寄り過ぎていると感じることがあり、最適なコミュニケーション方法を見つけるのに何度も苦労しました。しかし、これらの経験を通して、両文化の良い面を認識し、吸収し、独自の強みを持つ人へと成長することができました。

山は私にとって特別な場所になりました。仕事でもプライベートでも、県内の多くの場所を訪れ、その歴史や文化を深く学ぶことができ、多くの方々とつながりました。富山は今や私のホームです。美しい立山連峰や神秘的なおわら風の盆がもちろん大好きですが、富山での生活で一番好きなのは、街で知り合いに偶然会うことです。インドの大都市では滅多にありませんが、富山ではほぼ毎日知り合いに会えます。自分もここの人なんだ、と感じることができますので、富山を離れる時にはきっと寂しくなると思います。

これまで暖かく支援してくださった皆さん、関わってくださった皆さんに感謝申し上げます。富山で学んだことを将来に活かしていきたいと思っています。これから数ヶ月は富山に滞在し、人生の次のステージをどう歩んでいくかを考えていきます。街で見かけたら、ぜひ声をかけてください!

皆さん、本当にありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています!

富山の特別な空と山と海

高岡市国際交流員離任挨拶

高岡市国際交流員のプレストンです。
このたび、高岡市での2年間の任期を終え、カナダに帰国することになりました。

高岡での滞在は、予想を超えて楽しく、有意義なものとなりました。これは私にとって初めての仕事、初めての一人暮らし、初めての海外生活、そして初めての日本でもあり、この経験はまさに特別なものとなりました。

仕事ではあらゆる業務に携わることができました。例えば、姉妹都市派遣受入事業の調整やアテンド、クルーズ船のアテンド、観光ボランティアガイドグループへの英語支援や出張講座の実施、国際交流イベントの企画・参加などを行いました。幅広い業務に携わる中で、高岡市民との交流を通じて、カナダと日本に対する関心がさらに深まりました。

また、休日には富山県高岡市の豊かな自然や伝統的な街並み、そして美しい景色に囲まれながら、『自分は誰なのか』や『世界はどのようなものなのか』といった人生について深く考える機会を得ることができました。その結果、自分自身や日本、そして世界についてより深く理解することができたと感じています。

これから富山を離れることになりますが、ここで得た経験や知識を糧に、さらに新しいことを学び続けていきたいと思います。富山県、大変お世話になりました。

ベトナムCIRからの離任挨拶

皆さん、シンチャオ!タオです。

立山登山の日

このたび、富山県でベトナム国際交流員として働き始めてから、ちょうど3年が経ちました。

これまでの道のりを振り返ると、仕事を通しても、また個人としての経験を通しても、自分が少しずつ成長しているのを感じます。CIRとしての活動のおかげで、年齢や立場の異なるたくさんの方々と交流することができ、富山県内のさまざまな観光地にも訪れる機会がありました。

富山県内の小学校から大学、さらには高齢者の方向けの講座などでもベトナムを紹介させていただき、地域の皆さんと交流してきました。外国人として、こうした経験ができたのは本当に貴重で、楽しい思い出です。

特に心に残っているのは、小学生の子どもたちが「ベトナムに行ってみたい」「ダーカウ(ベトナムの羽蹴り)をマスターしたい!」と、キラキラした目で話してくれたときのことです。その瞬間、「ああ、私は今、社会の役に立てているんだな」と実感しました。多文化のタネを子どもたちにまき、将来それが育って、国際社会とつながる力になるそんなやりがいを感じることができました。

富山での生活については、夏はハノイほど暑くはないですが蒸し暑い日が続き、冬は雨や雪の日が多く、気候が厳しいと感じることもありました。でも、その一方で、空気が澄んでいて緑が豊かで、晴れた日には美しい山々が見え、特に雪をかぶった冬の立山連峰は、本当に贅沢な風景でした。これまで住んできた場所では見られなかった景色なので、私にとっては特別な存在です。

3年間を通して、富山の風景や暮らしにもすっかり慣れ、富山での思い出がたくさんできました。これから先も、富山に住んでいたことを誇りに思い続けると思います。

今回、東京に引っ越して新しい生活を始めることになりました。
これまでベトナムに関心を持ってくださり、私の投稿をご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
皆さまのご健康とお仕事でのご活躍を心よりお祈りしております。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!

雪の大谷の日

離任挨拶

皆さん、大家好(こんにちは)。

中国上海市からの国際交流員孫明明です。

時が経つのは早いもので、あっという間に富山を離れる時がやってきました。8か月前、「富山ってどんなところで、どんな人に出会えるんだろう」というドキドキと期待の気持ちで富山を訪れました。初めて富山に来た日、私は周りの自然の美しさに夢中になって、すぐここが好きになりました。天気はとても暑かったですが、より多くの同僚や友達の情熱を感じて、私の心の不安はなくなりました。

この8か月の間に、私は数多くの貴重な体験をし、様々な人生経験を得て、素晴らしい思い出になりました。四季が移り変わり、富山はそれぞれの季節によって異なる美しい景色も見せました。夏には岩瀬浜と雨晴海岸に行って、海辺でアイスクリームを食べて、花火大会を見て、秋には山に登って、紅葉を鑑賞して、冬には数年ぶりの大雪を体験し、温泉では温かさに浸りました。(今は花見を楽しみにしています。帰国する前に見られれば本当に幸せです。)それぞれの瞬間が人生の忘れられない経験として記憶に深く刻みこまれました。

富山を離れるにあたって、名残惜しい気持ちでいっぱいです。これからは富山県を私の日本での故郷と考え、家族や友達にここの美しい景色を共有していくつもりです。

中国CIR鄒超の離任挨拶

短い間でしたが、CIRを含め国際課の皆さんに大変お世話になりました。ここで厚く御礼申し上げます。

皆さんに出会えて良かったです。皆さんの更なるご健勝をお祈り申し上げます。

富山県は私の第二の故郷であります。私の今後のポジションが変わっても、引き続き皆さんと連携してどうにか富山県を良くしていきたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

離任挨拶

富山の皆様、ナマステ!こんにちは。

インド国際交流員のダーサリ・ラメーシュと申します。
私は富山に来てもう5年間経ちましたが、本当にあっという間だと思います。

私事で大変恐縮ですが、2022年7月31日を以って県庁を退職することになりました。この5年間富山の皆様に大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

富山県庁国際課で翻訳・通訳を始め、学校の出前講座、国際交流イベント、職員向け英語講座、県民向けのナマステインディア英会話などの仕事に取り組んでいました。また、アンドラプラデシュ州と富山県の間経済を始め文化、人的交流などの仕事もさせていただきました。仕事だけではなくプライベートでもこの5年間たくさん楽しみました。富山に来て初めてスキーやスケーティングの体験もできて本当に楽しかったです。

これからも日本で仕事をし続けたいと思っています。そして、この5年間の経験を今後の仕事にも活かしたいと思います。

今まで、皆様に色々お世話になりました。
引き続きよろしくお願いいたします。

またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。

エリックの最後の富山ブログ投稿

 皆さん、こんにちは!南砺市国際交流員のエリック・ジュティラです!先週末、国際交流員として最後の自主企画イベントをしました(英語のチャットROOMや学校訪問等がまだ少しありますが)。ずっと南砺市独自の文化が羨ましくて、私も自分の地元ならではの文化を紹介したいなあと思っていましたが、「何があるだろう?」とずっと悩んでいました。そこで、少し素朴なものですが、アメリカのミシガン州でよくされているユーカーというトランプゲームをイベントで紹介して、皆と一緒にプレーしました。私が子供の頃から楽しんできたゲームを南砺市民にシェアして、皆さんに楽しんで頂いてとても嬉しいです!

ユーカーイベント

最後のイベントがもう終わってしまったことに、あまり実感がありません。たった3週間後にはCIRとしての仕事と南砺市の生活が終わることもとても不思議な感じです。3年を経て、南砺市はもう私の第2の故郷だと感じるようになってきました。ですので、日本と南砺市から離れるのは、とても複雑な気持ちです。

 帰国後は、大学院に進学する予定です。私は、弱者の力になる医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)になってセラピーを行いたいと思っています。そのために、私の地元に近いミシガン大学の大学院に行く予定です。

 これからの事をとても楽しみにしていますが、やはり日本と南砺市から離れるのがとても辛いです。今、私が留学した大学の学長の言葉がしきりに思い浮かびます。「日本に一度住んだら、ニッポンウイルスに感染してしまうから、どんなに離れようとしても、また戻りたくなります」。

 日本には好きではないところもありますが、魔法のようにどうしても人を魅了する力があります。時間通りに来る電車やカラオケの楽しさや自然の美しさ等、好きになったことが一杯あり過ぎて全て書けません!ですから、今は日本から一旦離れますが、いずれ日本と一流の田舎である南砺市に戻るでしょう!

離任挨拶

皆さん、シンチャオ。こんにちは。
本ブログの管理・運営を2年間担当していたベトナム語国際交流員のチャムです。

今年の8月4日付をもちまして、退職させていただくことになります。在任の3年間、大変お世話になりました。

この3年間、翻訳・通訳、語学講座・出前講座、イベント開催、外国人サポート、SNS運営といった業務に就かせていただきました。特に講座とイベントを通じて、多くの皆さんと交流することができ、大変うれしく思います。このような交流により、富山県のことをより深く知り、富山人の親切さもしみじみと感じることができました。この仕事が終わっても、富山県での思い出は絶対忘れず、一生の宝物にします。

今後、日本に滞在するとしても、母国に帰るとしても、引き続き日本とベトナムの架け橋として積極的に活動できるように頑張りたいと思います。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

英語国際交流員、マチユさんからの離任挨拶

皆さん、こんにちは!

英語国際交流員のマチユです。

富山県に来てから5年以上が経ちました。本当に、あっという間です。仕事上でも、プライベートでも、様々な経験ができました。日本政府、自治体国際化協会、富山県、そして、同僚の皆様に、国際交流員として働く機会を与えていただき、心から感謝を申し上げます。

5年間、富山県庁国際課で英語とフランス語を担当していました。日英仏の翻訳と通訳をはじめ、県内学校の出前講座、国際交流イベント、英語講座、生活相談などに尽力しました。たくさんの県民との交流ができて、非常に有意義な時間でした。つらいとき、うれしいとき、難しかったとき、ほっとしたとき、いろいろありましたが、富山県庁で国際交流や多文化共生のために努力したこの5年間は一生忘れません。

富山県内で就職しましたので、富山との別れではありませんが、国際交流員の貴重な役割と経験は後任に引き継ぎます。

皆様、大変お世話になりました。

今後とも、宜しくお願い致します。

また会いましょう。