みなさん、お久しぶりです!黒部市国際交流員のルーカスです。
今年の3月には、黒部市内にある桜井高校から約20人の生徒が姉妹都市の米国ジョージア州メーコン・ビブ郡で海外研修に参加しました。この研修は、3月13日から25日まで地元の学校へ登校し、交流しながらホームステイする経験です。残念ながら私は海外まで行かなかったですが、そのための事前研修を行いました。
まず、1日目の授業では「アメリカでの教育制度と日常生活など」を生徒達に教えました。できるだけ海外の日常生活に関して具体的な情報を用意しました。例えば、アメリカの家にはトイレも洗面台もお風呂・シャワーが個別に分けず全部一つの部屋になるとか、学校では授業が終わるたびに先生ではなく生徒の方が移動することを紹介しました。このようなことは、些細な点でもビックリさせるかもしれませんね。
2回目の授業では研修中の生活で役に立つ英会話練習を行いました。さて、みなさんはたった2時間の中で一体どんな英会話を優先したらいいでしょう?ここで何日も悩みましたが、桜井高校のALT(外国語先生助手員)と色々相談した結果以下の流れで決まりました。前半の1時間は授業の形で行い、その中でご挨拶の例、新たな経験を作るための基準な動詞(例:I want to try〜をやってみたい」;「I want to experience〜を経験したい」など)、そして礼儀正しい言い方(「Please〜お願いします」;「Thank you〜ありがとうございます」;「Yes sir / No Ma’am;はい・いいえ」)のような英会話を紹介しました。研修の後半には、生徒の皆さんを二人ずつに分けてグループディスカッションをしました。それぞれの話題についてペアで話し合って(例:海外の友達に富山・黒部について紹介したいところ・教えたいことを一つ考えてください)、私達と相談しながら英語の回答を作成し、最後には発表会でした。生徒の皆さんは真面目に取り組んでしてくれて、感動しました。
やはり国際交流員の仕事は学校の先生とは違うので、授業はとても大変でしたが、今回のことはとてもいい経験になりました。きっとこれからのお仕事にも役立つと思います。